巡り巡って

  安くて美味しい、安くていいもの、安くて楽しい。安いっていいことなのかな?と、ふと思ったら、安いってことはどこかにしわ寄せが来ていることもあって、例えば飲食店だったら店員の人件費。人件費を下げて安い料理を提供する。食材だったら、材料費を値切って安く仕入れて安く売る。

    安くなった部分に負担が来るのは人である。安いからここにしよう、ってお金をそこで使うとそのお店を個人で応援したことになって値段で負ける適正な価格でやってるお店は潰れてしまう。

  安い人件費を生み出してるのは自分の行動からなのだろう。安いものがいいっていうのは人件費の安さ食材の安さ、どこかにしわ寄せがくるっていうのを肯定している行為なのかもしれない。それが、間接的だからわかりづらい。

  安いってことはいいことばかりではないとふと思った。